そのカワイイは誰のため? ルッキズムをやっつけたくてスリランカで起業した話

そのカワイイは誰のため?
ルッキズムをやっつけたくてスリランカで起業した話

前川 裕奈

ISBNコード:978-4-8022-1308-0
発売日:2023年6月30日
判型:四六判
ページ数:212ページ
定価:1,760円(税込)

SNSや雑誌、WEB、TV、街の広告には「カワイイ」があふれてる。
でも、そんな「社会が決めたカワイイ」にあてはまらなかったらダメなの?

小5でつけられたあだ名は「デブスパッツ」。
世の中がよしとする「キレイ・カワイイ」理想像のレールには乗れていなかった。
「私も痩せてキレイにならなくちゃ」と底のないダイエット沼に堕ち、常に容姿コンプレックスと闘い続けた10~20代。

でもホントに、本当に、それが絶対的に美しい?

米国留学やスリランカ単身駐在を機に、自分を肯定して自分に自信を持っている状態(=セルフラブ)こそが本来の美しさだ、と気づかされた。
それを、同じような悩みを持つ人たちに伝えたくて、大好きになったスリランカで、現地の女性たちとセルフラブをテーマにサステナブルなフィットネスウェアのブランドを立ち上げた。

フィットネスは痩せるためだけのものじゃなく、心と身体を笑顔にする。
美の概念も、幸せの尺度も、決してひとつじゃない。

ルッキズムの呪いに苦しめられている人へのラブレターとして30代女子が綴る、約20年にわたるルッキズム激戦記。

著者:前川 裕奈 / Yuna Maekawa
慶應大学卒。三井不動産に勤務後、早稲田大学大学院にて国際関係学を修める。 JICA勤務時代にスリランカに出会い、後に外務省職員としてスリランカに駐在。2019年にフィットネスウェアブランド「kelluna.」を起業。現在は日本と行き来しながらkelluna.を運営するほか、企業や学校などで講演を行う。趣味はランニング、ロードバイク、漫画、アニメ、声優の朗読劇鑑賞。
◎kelluna. www.kelluna.com