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焼酎の履歴書
    
焼酎の履歴書
ISBNコード:978-4-8022-0876-5
刊行種別:書籍
発売日:2020年06月01日
サイズ:A5判
ページ数:352
定価:2400円(税込)
在庫状況:.

焼酎は幾度かのブームを重ね、日本酒よりも愛飲される酒に成長しましたが、 焼酎の起源や歴史には謎が多いため、深く語られることはありませんでした。

焼酎は南九州の地酒にすぎない時代が長かっただけに、南九州生まれだと思われがちですが、 日本伝統の清酒造りをベースに、アジア渡来の蒸留技術を導入して誕生した酒で、 深いところで中国や韓国、台湾などの壮大な歴史とつながっている不思議な酒です。

著者はアジア各地に赴いて丹念な取材を重ね、古い資料を緻密に検証し、 酒や焼酎の発祥、サツマイモの伝来や芋焼酎の誕生、焼酎製造技術の変遷、 激動の時代とともに歩んだ焼酎の近代史や、焼酎の豊かな酒文化について紹介しています。
また、各時代・各地の焼酎は「発酵」「蒸留」といった造り方の記述が詳しく、 図表や写真もふんだんに使われていますので、 焼酎という酒をイメージではなく、テクニカルに理解することができます。

第一部には2つの対談が収録されていますが、プロフェショナルで大変興味深い内容で、焼酎ファン必見です。
巻末には焼酎を中心にした歴史年表を掲載しました。
焼酎からみた酒の歴史年表としては初めてのもので、焼酎の歴史、製法の成立過程、酒税法にみる酒の移り変わりなど貴重な資料です。

第一部 焼酎を語る
〈対談〉志士たちと芋焼酎 原口泉(日本近世史・近代史学者)×著者
〈対談〉技術に裏打ちされて産地の「個性」「文化」は磨かれる 下田正彦(三和酒類代表取締役)×著者

第二部 酒の原風景

第三部 焼酎製法の由来

第四部 歴史編

第五部 アジアの酒と焼酎

〈神話と焼酎〉焼酎神社誕生譚
〈巻末資料〉用語解説、焼酎年表 

   
     

【CONTENTS】

第一部 焼酎を語る
 原口泉×鮫島吉廣 志士たちと芋焼酎
 下田雅彦×鮫島吉廣 技術に裏打ちされて産地の「個性」「文化」は磨かれる

第二部 酒の原風景
第1章 酒の原点にみる先人の技術と知恵
第2章 口噛み酒
第3章 雲南に見る酒の原風景

第三部 焼酎製法の由来
第1章 焼酎製造方法の確立
第2章 焼酎はどこから来たか?―製造方法の由来―
第3章 焼酎はどこから来たかー蒸留器の由来―
第4章 雲南白酒はアジアの蒸留酒の源流か?
第5章 朝鮮焼酎は対馬に伝来したか
第6章 初期の焼酎造りに中国の影響はあったか?

第四部 歴史編
第1章 焼酎の最古の記録
第2章 琉球にもかつて芋焼酎が存在した
第3章 謎の多い琉球泡盛
第4章 肥後の赤酒・球磨の焼酎
第5章 焼酎杜氏の誕生
第6章 密造の時代
第7章 サツマイモ伝来を「企てた」人たち@ 中国から琉球へ
第8章 サツマイモ伝来を「企てた」人たちA 琉球から薩摩へ
第9章 日本最初の石油精製装置は焼酎蒸留器
第10章 西郷どんと焼酎
第11章 酒税をめぐる新政府と民衆の争い

第五部 アジアの酒と焼酎
第1章 朝鮮の酒を変えた日本
第2章 台湾の酒と日本
第3章 刺激満載 中国の酒

〈神話と焼酎〉
焼酎神社誕生譚

〈巻末資料〉
用語解説
焼酎年表