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超大型四発機 ボーイング747 vs エアバスA380
    
超大型四発機 ボーイング747 vs エアバスA380
ISBNコード: 
刊行種別:書籍
発売日:2023年03月13日
サイズ:B5
ページ数:144
定価:2200円(税込)
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当時世界最大の旅客機として1969年に初飛行したボーイング747。同じ年に初飛行した超音速旅客機「コンコルド」が商業的に成功しなかったのとは対照的に、747は大量輸送時代を切り拓くことで民間航空の常識を大きく変え、空の旅を一気に身近なものとして「ジャンボジェット」の愛称で長年にわたり親しまれてきた。
このボーイング社が生み出した傑作機に挑戦状を叩きつけたのがヨーロッパのエアバス社。20世紀終盤から世界市場で猛烈にボーイングを追い上げ、小型機や中型機では激しくシェア争いを展開していたエアバスが、満を持して超大型機の開発に踏み切ったのだ。こうして世に送り出されたのが総二階建てで史上最大の旅客機A380である。747の独占状態だった超大型機市場にとうとう風穴を開けたA380。しかし、華々しくデビューした時には、皮肉にも超大型機の時代が終焉を迎えようとしていた――。
双発機の台頭により急速に退役が進みながらも、いまだ航空ファンや航空機利用者の間で高い人気を誇る2機種の超大型機について、その誕生ヒストリーや性能・特徴などを豊富なカラー写真とともに詳細解説。民間航空史に不滅の功績と航跡を刻んだ「世紀の巨人機」の魅力に迫る。 

   
     
 
     
 
     
   
     

CONTENTS

 

2 巻頭グラビア
巨人機が空を翔けた時代
12 747とA380が相次いで製造を打ち切り
「巨人機」の功績と航跡
18 [The History of Giant Aircraft 02]
航空の常識を変えた巨人機のフロンティア
ジャンボが切り開いた地平
24 ディテール解説
ボーイング747-8のメカニズム
38 製造期間半世紀以上の3世代ファミリー
747派生型のすべて
58 驚きの“魔改造”と多様な使用目的
世界の変わり種巨人機
74 日本のエアラインに所属した182機
ボーイング747全機リスト
96 [The History of Giant Aircraft 02]
超大型機市場のボ社独占を打破せよ!
世紀の巨人機A380の挑戦
102 ディテール解説
エアバスA380のメカニズム
116 史上最大の旅客機だから実現できた
A380のキャビン革命
122 航続距離を延伸し続けた進化の歴史
超大型四発機のパフォーマンス
127 15社が計251機を導入
エアバスA380オペレーターリスト
136 撮影機体数は1,400以上!
ある日本人スポッターのジャンボハンティング記