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MILITARY CLASSICS VOL.82
 新刊 
MILITARY CLASSICS VOL.82
ISBNコード: 
刊行種別:季刊
発売日:2023年07月21日
サイズ:AB判
ページ数:160
定価:1870円(税込)
在庫状況:.

[第一特集]
商船を護り奮闘した小さき牧羊犬たち
丙型・丁型海防艦

 日本海軍は戦前、沿岸防衛を主任務とする海防艦「占守型」を新規で建造。そして開戦後、海防艦の主任務は、海上輸送路を米潜水艦などから守る海上護衛に変化し、占守型をベースに「択捉型」「御蔵型」「鵜来型」「日振型」が建造された。これらは徐々に簡略化と対潜・対空装備の強化が進められていき、占守型から日振型は「甲型海防艦」と呼ばれる。
 しかし大戦も中盤になると、米潜の襲撃で失われる船舶が激増。日本の広大なシーレーンを守るため多数の海防艦が必要となってきた。そのため、鵜来型をさらに小型化、簡略化して設計されたのが、ディーゼル機関装備の丙型(第一号型)海防艦と蒸気タービン機関装備の丁型(第二号型)海防艦であった。
 丙型・丁型は、排水量は約700トンと小型で、速力も約17ノットと低速ながら、主砲は12cm高角砲2門、爆雷投射機12基と爆雷120個を備え、ソナーやレーダーを持ち、戦前の駆逐艦よりも対潜・対空戦闘力に優れていた。
 船体は小型で曲線も少なく、各部を簡略化したため量産性も高く、昭和18年秋から昭和20年夏の終戦まで、丙型は53隻、丁型は63隻という、日本海軍としては驚異的な隻数が建造されている。
 丙型・丁型は大戦末期の昭和19年前半から実戦に投入され、各海域で海上護衛戦や対潜作戦に従事。航空機や潜水艦に返り討ちにされることも多かったが、少なくない敵機・敵潜を撃墜・撃沈し、絶望的な戦況の中でなすべき任務は果たした。
 本特集では、必要最低限の対潜・対空能力と量産性を両立させ、ある意味で大戦末期の日本海軍の「主力」を担っていた丙型・丁型海防艦を、多角的な視点で分析していこう。

[第二特集]
新兵器の実験場となった第二次大戦の前哨戦
スペイン内戦 

           
   
     
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
     
 
     

CONTENTS

 

[巻頭特集]
丙型・丁型海防艦

丙型・丁型海防艦 名シーンセレクション
「ハーダー」撃沈
「ボーンフィッシュ」撃沈
ソ連雷撃機と交戦
これが丙型・丁型海防艦だ!
丙型・丁型海防艦の艦形図
丙型・丁型海防艦のメカニズム
日本海軍の海防艦整備計画
丙型・丁型海防艦の建造経緯
丙型・丁型海防艦の運用と艦隊編成
丙型・丁型海防艦の戦術と戦法
滄海の守護者 丙型・丁型海防艦の戦歴
丙型・丁型海防艦 各艦の艦歴
まけた側の良兵器集
他国の護衛艦艇との比較
丙型・丁型海防艦ランダムアクセス


[第二特集]
スペイン内戦

 

スペイン内戦参加兵器の塗装図
内戦勃発の背景と各国の思惑
政府軍の編制と戦略
反乱軍の編制と戦略
スペイン内戦 両軍の主要兵器
スペイン内戦の戦闘経過 誰がために砲声は鳴る
スペイン内戦に見る戦術・戦法
スペイン内戦関連人物列伝
スペイン内戦が戦後に残した影響


[連載・特別企画]
【特別企画】飛行船司令になってみよう Zeppelin, flieg nach ENGLAND!
【特別企画】里帰りした九五式軽戦車&九五式中戦車、その開発と運用
日本海軍の面影を訪ねて〜台湾戦跡見てある記
帝國軍人MMK
ミリタリー人物列伝
特殊作戦行動
イスラム教徒の枢軸軍
世界の軍用銃 in WWII
海防戦艦『見島』と『沖島』
第二次大戦全戦史
巻きシッポ帝国 マナシロ大尉の軍隊基礎講座
マンガ陸軍航空戦史 「隼」奮戦記
WWT兵器名鑑
Benvenuti!知られざるイタリア将兵録
奮闘の航跡 この一艦
陸海軍航空隊 蒼天録
ストライク・フロム・ザ・シー 洋上航空戦力発達史
オルタナティブ・ワールド
歴史的兵器小解説
読者のページ 最前線にて
MC放送局
読者プレゼント&アンケート
俺が考えた丙型・丁型とスペイン内戦
次号予告