トップミリタリー関連(軍用機/戦車/艦船)季刊ミリタリー・クラシックス

MILITARY CLASSICS  VOL.72
    
MILITARY CLASSICS  VOL.72
ISBNコード: 
刊行種別:季刊
発売日:2021年01月21日
サイズ:AB版
ページ数:172
定価:1760円(税込)
在庫状況: 

【巻頭特集】
M4シャーマン中戦車

第二次大戦の勃発に際して、アメリカ陸軍は急遽75mm砲を搭載した中戦車の開発を開始した。まず75mm砲を限定旋回式に装備したM3中戦車を開発し、続いて全周旋回砲塔に75mm砲を搭載した本命のM4を開発。1942年はじめから量産が開始されたM4は42年秋から実戦に投入され、アメリカ軍はもとより、イギリス連邦軍、ソ連赤軍、自由フランス軍など連合軍の多くの戦車部隊が運用し、北アフリカ、西部戦線、東部戦線、イタリア戦線、太平洋戦線など多くの戦場で活躍。西側連合軍の標準戦車となり、最も活躍した戦車となった。
M4はドイツのパンターのような卓越した性能こそ持たないものの、必要十分な攻撃力、防御力、機動力、実用性を併せ持ち、さらに自動車大国らしい優れた信頼性・整備性を有していた。生産性も高く、実に49,000輌を超える数が量産されており、総合力で考えればまさに傑作戦車と呼ぶにふさわしい。
また戦後も西側諸国の多くで運用され、朝鮮戦争、中東戦争でも大きな活躍を見せており、我が国の陸上自衛隊も装備していた。
本特集では、欧州ではドイツ戦車に苦闘しながらも最終的に勝利し、太平洋でも血みどろの激戦を戦い抜いたM4の開発経緯、メカニズム、バリエーション、各地での戦歴、編制や戦術などについて詳解する。

【第二特集】
軽巡洋艦「大淀」

日本海軍は昭和14年(1939年)度の○四計画で、漸減邀撃作戦における潜水艦隊の旗艦として、高速の水上偵察機を複数運用して航空偵察を行い、潜水戦隊を指揮する偵察巡洋艦「巡洋艦丙」の建造を決定した。
こうして設計された軽巡洋艦「大淀」は、基準排水量8,000トン強、最大速度は35ノット、艦後部に新鋭の水偵6機を運用するための格納庫と大型射出機を搭載。魚雷発射管は持たないものの、艦前部には15.5cm三連装砲2基を有し、長10cm高角砲を8門装備する、バランスの取れた巡洋艦となった。
しかし竣工は大戦中盤の昭和18年2月となり、潜水艦隊の大規模な魚雷戦などは望むべくもなっていた。しかも高速偵察機「紫雲」の開発も失敗し、「大淀」は不本意な輸送作戦に従事していたが、昭和19年6月のマリアナ沖海戦では、優れた通信能力と格納庫スペースを活かして連合艦隊旗艦として艦隊を指揮。そして10月のレイテ沖海戦、12月の礼号作戦、昭和20年2月の北号作戦を戦い抜いた。7月末に呉軍港で大破着底したものの、大戦中盤に就役した艦としては、十分に活躍したといえる。
第二特集では、個性的な艦影と数奇な艦歴を持つ軽巡「大淀」を、メカニズム、建造経緯、運用思想、戦歴など多角的な視点から解説する。 



 
     
 
     
 
     
   
     

CONTENTS

[巻頭特集]
連合軍を勝利に導いた鋼鉄のガンスリンガー
M4シャーマン中戦車

 

M4シャーマン 名シーンセレクション
・トータライズ作戦
・アラクールの戦い
・バストーニュ解囲戦
これがM4シャーマンだ!
M4シャーマン塗装図集
M4中戦車のメカニズム
アメリカ戦車発展史とM4中戦車の開発
M4中戦車の型式/派生型
M4中戦車の編制と運用
M4中戦車の戦術・戦法
新大陸から来た鋼鉄のカウボーイ M4中戦車の戦歴
M4シャーマン vs.ライバルたち
M4シャーマン戦車の戦車長になってみよう!
M4中戦車関連人物列伝
M4シャーマン ランダムアクセス
CG解説 M4シャーマン“イージーエイト”&「大淀」空母型航空巡洋艦案

 

[第二特集]
最後の連合艦隊旗艦となった強運の偵察巡洋艦
軽巡洋艦「大淀」

 

軽巡洋艦「大淀」のメカニズム
日本海軍の軽巡整備と軽巡洋艦「大淀」の建造
軽巡洋艦「大淀」の運用と艦隊編制
暁の旗頭〈バンディエラ〉 軽巡洋艦「大淀」の戦歴
まけた側の良兵器集「大淀」編
「大淀」と同期軽巡との比較
「大淀」関連人物列伝

 

[連載・特別企画]
ミリタリー人物列伝
特殊作戦行動
世界の軍用銃 in WWU
第二次大戦全戦史
巻きシッポ帝国 番外編 マナシロ大尉の軍隊基礎講座
マンガ世界の艦船戦史
WWT兵器名鑑
Benvenuti!知られざるイタリア将兵録
奮闘の航跡 この一艦
陸海軍航空隊 蒼天録
海外から見た日本艦
帝國軍人MMK
萌えよ!戦車学校 WWU名戦車入門
歴史的兵器小解説
オルタナティブ・ワールド
イスラム教徒の枢軸軍
MC放送局
読者プレゼント&アンケート
読者のページ 最前線にて
俺が考えたシャーマン&大淀
次号予告