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New蒸気機関車EX Vol.52
 新刊 
蒸気機関車EX Vol.52
ISBNコード:978-4-8022-1253-3
刊行種別:ムック
発売日:2023年03月22日
サイズ:A4変
ページ数:176
定価:2640円(税込)
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特集は伯備線 D51 新見機関区。SLブーム時、大人気を誇った「布原D51三重連」を筆頭に伯備線で活躍したD51などを、OBインタビューをもとにしたドキュメント「鉄の馬と兵ども」で振り返る。著者は椎橋俊之氏。第二特集「C10・C11概論」では、都市圏フリークエント輸送を目的に誕生し、その後ローカル線へ転じたタンク機の歴史やメカニズム、運用の変遷などを総じてまとめた。著者は高木宏之氏。またC11の特集にあわせ、今も同形式が活躍する大井川鐵道や東武鉄道の現場担当にもメンテナンスについて話を訊く。

伯備線 新見機関区D51
「布原のD51三重連」で知られる伯備線。その伯備線の中間にある新見は姫新線や芸備線も接続し、機関車・乗務員の基地として機関区も置かれています。中国山地を貫く陰陽連絡線である伯備線はカーブと勾配が点在する山岳線。集煙装置を付けた重装備のD51が貨客牽引に活躍しました。今回は新見機関区OBの話を元に、同線の運転について展開します。

C10・11概論
都市近郊のフリークエント輸送改善のため誕生したC10、その改良型C11。両形式は“短距離界のエース”といえる存在です。本稿では、島 秀雄氏が設計主任を務めた両形式の生い立ちを、技術的視点より振り返ります。初期の貴重な写真、図面資料と合わせてお楽しみください。なお、記事中にはC11 1〜381の機番・製番・各部仕様一覧を収録しています。

神奈川臨海鉄道C56 139
かつては横浜機関区を終の棲家とし、中央鉄道学園を経て神奈川臨海鉄道へ、同社の尽力により現在まで大切に保管・維持されてきたC56 139。2022(令和4)年11月27日、同機は久々に姿をみせ、ツアーイベントにてその美しい姿を披露しました。「公園機関車を撮る 第 14 回」では、同イベントの様子を紹介、合わせて現役時代の139 号機についても紹介します。 

   
     
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     
   
     

CONTENTS


富士フイルムミラーレス一眼が捉えたC10 現役機
大井川鐵道C10 8
金盛正樹


鉄の馬と兵ども 第 28 回
陰陽連絡メインルートの要衝
新見機関区D51 伯備線・姫新線・芸備線
椎橋俊之


短距離界のエース
C10・C11概論
木宏之


大井川鐵道検修に訊く
C10・C11の違い
編集部

 

本誌 50 号表紙によせて
忘れえぬ熊谷政美機関士
川端新二


煙のかたち
三脚否定の蒸機写真術
松本謙一


朝日新聞フォトアーカイブ 新聞社が見た鉄道 第 22 回
伯備線周辺地域の鉄道情景
前里 孝・朝日新聞社


履歴簿に見る機関車の一生 第 52 回
D51 125
編集部


先達の轍 証言と資料でつづる蒸機史 第二十回
検修一筋、蒸機から気動車まで
西村勇夫


公園機関車を撮る 第14回
〜 2人のカメラマンによる写真表現〜
神谷武志・山下大祐


中央鉄道学園・横浜ゆかりの “ポニー ”
神奈川臨海鉄道C56 139
神谷武志・編集部


東武 C11 復元を振り返る2
検修担当座談会 123号機復元と日常業務
木本晃彦・編集部


NewsSteam!

C61 形蒸気機関車 その軌跡と33両の横顔 第11回
青森・盛岡機関区の時代
大山 正


見蒸必撮 あの熱き日 第50回
煙室戸に円形ハンドルのないC58 215
伊藤久巳


SteamLiner


蒸気機関車と私 第32回
九州汽車詣で
寺本光照


機関車を読む19630
西尾克三郎・松本謙一・平井憲太郎