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海と暮らす Seaward Trip
    
海と暮らす Seaward Trip
ISBNコード:978-4-8022-1293-9
刊行種別:書籍
発売日:2023年06月15日
サイズ:A5
ページ数:216
定価:1980円(税込)
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SDGs14番目の目標は「海の豊かさを守ろう」。

しかし2030年の達成期限まで10年を切った今、この目標に対する日本の取り組みは「深刻な問題がある」と評価されています。問題は海ごみだけでありません。
全国的に海岸では護岸が進み、自然景観そのままのビーチは減少の一途。
浸食されてビーチの砂が減り、海水浴場が閉鎖されていくことなどを背景に、“暮らしと海の距離が遠くなった”ことも要因です。
そのような現実を前に、「海は楽しい」「海は人生を豊かにしてくれる」といった思いを伝えようとはじまったのが、メンズファッション誌OCEANSでの連載「SEAWARD TRIP」です。
10年に及ぶロングラン企画となった現在は、名称を「THE SEAWARD TRIP」として、当初のコラム形式から4ページの人物インタビューへアップデート。
そして今回、海と暮らし、海の豊かさを知る各界の識者20名のインタビューが一冊にリエディットされて誕生しました。
インタビューは、“海にまつわる疑問に対して答えてもらう”といった内容。

20名それぞれの海への想いを通して「海の豊かさ」を考えるきっかけとなる、SDGs全盛時代の必読の書となっています。 

   
     

CONTENTS


・自然写真家は何を撮っているんですか?(自然写真家・高砂淳二さん)
・“風の島”の人たちの生き方は日本と何が違いましたか?(ウオーターマン・阿出川潤さん)
・仲間と大海原を行くアウトリガーカヌーのどこに魅力を感じますか?(オーシャンアスリート・ケニー金子さん)
・“伝説的なサーフショップ”をなぜ事業承継するのですか?(ユナイテッドアローズ・清水学さん、秋山晃二さん)
・なぜ、それほどニュージーランドを愛しているのですか?(ニュージーランド写真家・トミマツタクヤさん)
・50歳。サーフィンとの向き合い方は変わりましたか?(プロサーファー・牛越峰統さん)
・なぜ“世界のホンダ”が、日本の海を掃除するのですか?(本田技研工業ビーチクリーン活動担当・前原洋一さん、木村嘉洋さん)
・日本に手つかずのビーチはどれほどありますか?(九州大学工学研究院准教授・清野聡子さん)
・伝統航海カヌーで海を越えると、そこには何がありましたか?(「ホクレア」乗組員・デニス・チャンさん)
・どうして自然を法律で守るのですか?(環境省自然環境局・尾碕恵美さん)
・なぜ平日にビーチクリーンを始めたのですか?(ラジオDJ・nicoさん)
・毎日子供たちと海で遊んでいるのは、どうしてですか?(一般社団法人「そっか」代表理事・永井巧さん)
・海での創作活動を通して気付いたことは何ですか?(現代美術作家・藤元明さん)
・福島の海は豊かですか?(前サッカー日本代表専属シェフ・西芳照さん)
・サーフィンにセラピー効果はありますか?(サーフセラピー組織「ISTO」・クリス・プリマシオさん、エジンバラ・ネピア大学の研究者ジェイミー・マーシャルさん)
・太平洋沿岸にある鹿島灘海浜公園は今後どう進化しますか?(茨城県鉾田市建設部・菊池信幸さん、市村航祐さん)
・なぜ木製の商品に間伐材を使うのですか?(フロンティアジャパン・安藤豪太さん)
・臨海学校にどんな学びがあるのですか?(千代田区立九段中等教育学校・山口尚己さん)
・氷河に水の循環を感じますか?(写真家・山田博行さん)
・リゾート開発は自然を壊しませんか?(星野リゾート代表取締役・星野佳路さん)